2016年5月10日に、エプソンの大判プリンターSureColor（シュアカラー）シリーズの新製品が発表されました。
最上位機種の9色機としてSC-P20050X / SC-P2005PS / SC-P10050 / SC-P1005PSや、
サイン＆ディスプレイ機であるSC-S80650 / SC-S60650 / SC-S40650 が登場しました。

ラインナップに増加に伴い、5分でわかるエプソンの大判プリンターSureColor（シュアカラー）シリーズのラインアップ説明をまとめてみました。エプソン製品の一覧の把握にご活用ください。

まず「SureColor」は、エプソンの大判プリンターシリーズのブランド名です。2016年5月10日時点で主要31機種が発売されています。新発売の9色機4種類、10色機4種類、8色機3種類、4色機9種類、4色機拡大コピー4種類、サイン＆ディスプレイ機6種類、捺染機1種類です。

型番は次のようになっています。

• 10色機4種類：SC-P9050V / SC-P9050G / SC-P7050V / SC-P7050G
• 9色機4種類：SC-P20050X / SC-P2005PS / SC-P10050 / SC-P1005PS
• 8色機3種類：SC-P8050 / SC-P6050 / PX-W8000
• 4色機9種類：SC-T7250 / SC-T5250 / SC-T3250 / PX-6250S / SC-T7250D / SC-5250D / SC-T52MFP / SC-T32MFP / SC-T52DMFP
• 4色機拡大コピー4種類：SC-T5250MS / SC-T3250MS / SC-T52MSSC（SC-T5EMSSC） / SC-T32MSSC（SC-T3EMSSC）
• サイン＆ディスプレイ機6種類：SC-S80650 / SC-S60650 / SC-S40650 / SC-F9200 / SC-F7200 / SC-F6200 
• 捺染機1種類：SC-F2000

10色機～4色機の違いは、インクの数であり印刷品質の違いになります。10色機のほうが、9色機の上位という訳ではありません。10色機4種類（SC-P9050V/SC-P9050G/SC-P7050V/SC-P7050G）より、9色機4種類（SC-P20050X / SC-P2005PS / SC-P10050 / SC-P1005PS）のほうが発売が新しく価格も高いです。

10色機の特徴

10色機は、特色広色域が求められるプルーフ業務に最適な製品です。プルーフ とは校正刷りのことです。高度な色再現が応えることができます。オレンジやグリーンやバイオレットなどのインクがあり、色の再現性に強いです。青、紫方向の色域に強く特色／広色域を必要とするパッケージプルーフで活躍します。

新製品！　9色機の特徴

2016年5月10日発表された9色機は、圧倒的な表現力と生産性で、屋内サインや高品位ポスター写真作品に最適な製品です。よりグラフィック用途に最適な機種です。ブラック系のカラーが5種類もあるのが特徴です。ブラックインクが高濃度に進化し、深くなった「黒」再現により暗部の階調性が更に向上しました。

8色機 4色機 その他の特徴

8色機は、4色機の上位モデル、10色機と9色機の下位モデルになります。4色機は、コストパフォーマンスに優れたパフォーマンスモデルです。ロールタイプのバリエーションも豊富です。普及モデルともいえます。4色機拡大コピー機は、スキャナーが搭載されたモデルで、教材などの原稿を拡大印刷できることです。学校関係で需要があります。

サイン＆ディスプレイ機は、エコソルベントインクや、昇華転写インクを搭載しています。サイン＆ディスプレイ、ソフトサインやアパレル、グッズ・プリントまで業務用のニーズに対応しています。捺染機は、いわゆるTシャツプリンターです。

ざっと駆け足で、エプソンの大判プリンターSureColor（シュアカラー）シリーズを説明しました。気になる点がございましたらお気軽にご連絡ください。

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