300シリーズの硬化モジュールは、輻射式ヒーターから対流式ヒーターに変わりました。
硬化システム内に複数の硬化モジュールを持っており、それぞれが温度センサーによって管理されています。
硬化モジュールによって、硬化システム内部の圧力を上げて、数百の小さい穴から熱風を吹きつけることで、
全体を均一な温度で硬化させるシステムになっています。
左右の温度が低下する。ばらつきが生じる等の問題は改善しました。
また、熱風を硬化システム内で循環させることで、効率的な温度上昇、低温硬化(従来より20°C低い硬化温度)、
省電力を実現しています。
素材の表面温度ではなく、硬化システム内部の温度を示しています。
はい。プリンターのフロントパネルから、印刷中に硬化温度を変更できます。
変更は印刷中のジョブに反映されるとともに変更を保存することで、その後のジョブにも適用されます。
(RIPから変更する必要は無くなりました。プリンター操作だけで簡単に変更を保存できます)
また、素材送り調整やパス間遅延オフセット、バキュームも印刷中に変更できます。
- ウォームアップ: 1.5 分(260では8分以上)
- スリープモードからの復帰+ ウォームアップ: 3 分
- コールドスタート(プリンターの電源が切っている状態)+ ウォームアップ: 7 分
対流式ヒーターが、数秒で発熱し、効率の良い硬化システムによって、ウォームアップが大幅に短縮。