お客様インタビュー

これまでの手作業を大幅に自動化。さらに新たな収益源へ

購入機器	Zünd G3 Cutter
事業内容	総合大型印刷業

代表取締役狩野氏

創業40年の総合大型印刷会社、フジアート株式会社（http://www.fuji-art.biz/）へ大型の多機能サンプルカット機の「Zünd G3 Cutter」を納品いたしました。
日本にも数少ない大型のカット機。導入の背景から現在の状況まで社長自ら話していただきました。

会社と仕事内容をお教えください。

福岡にて懸垂幕や横断幕、ターポリン、のぼりなどの屋外広告を印刷しております。
企画、印刷、加工、配送まで一貫して対応が可能です。
お客様は広告代理店や官公庁など幅広く取引させて頂いております。

大型カッティング機を導入に至った経緯を教えてください

弊社では大型シルク印刷機1台、溶剤プリンター2台、ラテックスプリンター5台、UVプリンター2台と多くの大型プリンターを取り揃えております。
プリンターは日々性能が進化し、台数も増え印刷の生産性は向上しましたが、印刷後工程は機械化が進めにくく、手作業の部分が多いため生産性をあまり改善できていませんでした。
そうなると繁忙期にプリンターを夜間運転したりして大量に印刷しても、結局は後加工で詰まってしまいお客様のご希望に対して調整が必要となる場面が出てきました。
多種多様な印刷物が増える傾向にあり、後工程の中でも特にカット工程では手作業が多いです。例えば、三角フラッグやホームベース型のバナーといった変形カットの仕事は手作業だと特に大変です。人の採用も一つの解決法ですが、採用コスト、人手不足、採用できたとしても教育コスト、など不安要素は数多くあります。
どうすれば多様なニーズを求められるカット工程を改善できるのか？を考えて様々なカッティング機の導入を検討しました。

最終的にZünd G3 Cutterを導入を決定した理由教えてください。

色々なメーカーのカッティングマシンがある中、Zünd G3 Cutterの決め手はやはり実績と安心感です。
他社や、中国製の安価なカッティング機もご紹介いただいたのですが、やはり高額な設備投資なので、より安心して長く使っていけるものを選択しました。
実際に素材を持ち込んで、ショールームでデモしたのですが間違いないと感じました。カットスピードも想像以上に速く、これまでの手作業から機械へ変わり効率化できると実感しました。

Zünd G3 Cutter

実際にZünd G3 Cutterを導入してどうですか？

今まで手作業で行っていたカット作業を自動化することで、格段に作業効率が上がり、手作業では時間のかかる複雑な形状の変形カットや、個数の多い大量カット案件もスムーズに進行できるようになりました。
大幅に作業効率UPしました。
設定できるパラメーターの種類は多く、とても精細で、奥が深い機械です。繊細な設定一つで品質を変えることができるような玄人向きの製品とも言えますが、一方で事前設定を標準化すれば、初心者でもきれいに、早く、カットができるようになります。これまで個人のセンスに任せていたものもありますが、機械で品質の標準化にもなり、お客様に同じ品質の加工物をすぐにお届けできます。顧客満足度も向上し売上に繋がると思っております。

Zünd G3 Cutterに期待することはありますか？

実は、さらに新しい収益源として期待しています。
厚物、変形、板物などのカットも容易にできるようになることで、新しい仕事、製品にも対応していきたいです。
POPやサインにこだわらずに、グッズや立体什器といった新たな領域にも挑戦し、サービスの幅を広げていくことで、新しい仕事も生み出していきたいです。

実際に弊社で購入を決めた理由を教えてください。

正直な話、機械はどこからでも買うことはできます。しかし中長期的に使用することを考えると、安心できる会社から買いたいという想いはありました。
まず、弊社の課題や業務に合わせた設備を提案してくれました。また、機械を導入すること自体が真の目的ではなく、今後の営業展開していく際のパートナーとして信頼できる会社から買いたいと思いました。
今後ともお付き合いのほど引き続きよろしくお願いいたします。