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お客様インタビュー
学校に必須の掲示物制作に なくてはならない存在となった HP DesignJet T830 MFP
購入機器 | HP DesignJet T830 MFP 24inch |
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事業内容 | 青森県 八戸市立白山台中学校 |
教育機関において大判印刷が必要とされるケースは数多い。
校舎内の掲示物や教材などはもちろん、ときにはイベントなどにおいても利用されるため、日常的に多種多様な大判印刷物が作られている。
以前は地域の印刷会社がそれを担っていたが、近年大判プリンターのコストが下がり始めたことなどを背景に導入が活性化。学内での手軽な大判印刷を実現する学校が増加している。
以前より大判プリンターの導入実績を持ち、HP DesignJet T830 MFP A1 モデルを採用検討している青森県八戸市立白山台中学校に話を伺ってみた。
地域の期待を担う公立中学校
「地域の活性化を実現するために30年前ぐらいから開発、入居が始まった比較的新しいニュータウンにある中学校です。現在でも街として人口が増え続けている、青森県の中でも注目の地域となっています」と、学校がある八戸市白山台地区について語る八戸市立白山台中学校(以降、白山台中学校)の校長を務める戸来忠雄氏(以降、戸来氏)。
新幹線が止まるターミナル駅「八戸駅」や東北自動車道「八戸インターチェンジ」に近いという好立地にあり、分譲が始まると共に多くの人々が集まるようになった白山台では、教育に関心の高い世帯がほとんどだという。「公立中学校ではあるものの、周囲の期待が大きいため、子供たちも学業に熱心に取り組んでいます」。
実際に優秀な高校への進学率も高く、地域の期待に応えてくれる学校ということで、わざわざ白山台中学校に入学するために、ニュータウンへ引っ越してくる家庭もあるほどだという。そんな白山台中学校において戸来氏はICTへの取り組みを活性化させてきた経緯がある。「前職では教育センターでICT教育を担当していましたので、デジタル機器については様々な形で取り組んできた経験があります」。
白山台中学校においては、ICTを活用した教育を取り入れる動きも盛んで、理解を示す教員も多いという。「ですから、PCやタブレットを使った教育カリキュラムも早くからはじめています。そうした土壌が出来上がっていることからも、大判プリンターの効果的な活用ができているのかも知れません」と戸来氏。そんな白山台中学校が採用検討のために試験導入したのが、HP DesignJet T830 MFPだ。
大判プリンター活用のノウハウで選んだ機種
以前から大判プリンターを導入、活用し続けている白山台中学校。今回新たに導入されたHP DesignJet T830 MFP(以降、DJ T830 MFP)は同学が先に導入していた「HP DesignJet T120」に続いて採用することにしたスキャナー一体型の大判プリンター複合機になる。「学校行事があるとプリンターへの需要が一気に高くなるため、複数のプリンターを所有しています」という戸来氏の言葉通り、職員室にはレーザープリンターをはじめ、数々のデジタル印刷機が並んでいる。「印刷結果がすぐに見えるよう、職員室になるべく設置したいと考えています。ですから、コンパクトな筐体は必須です」。
DJ T830 MFPはスキャナーとプリンター一体型を実現しながら、幅1098mm×奥行629mm(A1モデル)という省スペースを実現しているのが特長だ。「このサイズならテーブルの上にも載せられます。合わせてとても軽量なので移動させるのも楽です。また、拡大コピーができるので、取り込んだものを大判でプリントし直すといったことも手軽に一台でできるようになったのは、使い勝手の面で大きなインパクトでした」。
またHP 大判インクジェットプリンター共通の特長として、インク消費量が抑えられているのもメリットだ。「他機種と比較してHPの大判プリンターはとても燃費が良い印象です。予算には限りがあるので、ランニングコストを抑えることはとても大切です。その点でHPの大判プリンターはインクの消費を気にせず積極的に使えるので、職員にはとても好評です」。
繁忙期に効果を発揮するのは印刷スピードの速さだ。「大きな画像が入った印刷物でもスピーディーに出力できます。印刷待ちがあってもちょっとした時間ですみますから、混乱になったことはありません」。HP大判プリンターのアドバンテージを十分に活かして、軽快な運用を可能にしているのが白山台中学校の特長といえる。
日常的な掲示物から大規模美術作品まで対応
白山台中学校では、学級新聞や行事のレポート等の掲示物をはじめ、教員の共通スケジュール管理などに大判印刷を活用している。
「A4などで配布すると小さくなってしまう画像も、大判プリンターなら大きく見せることができます。中に書かれている文字も読めるので、情報量が多く、大勢で一覧するには最適だと思います」。
こうした掲示物は日常的にアップデートされており、構内を見ればその種類や数も多く、多岐に渡って大判プリントを効果的に運用している様子が分かる。
また、学内だけでなく八戸市のイベントでは、白山台中学校が中心となって、大判プリントされた台紙をひとつの作品としてまとめたこともあるという。「市制施行88周年イベントでは、デザインされたポスターをイベント会場の壁面一杯に敷き詰めて一枚の絵としてみせる取り組みをしました。このとき使ったのもHP大判プリンターです」。
まず、八戸市の史跡や祭の情景を表現したポスターをデザインして、それをドットに分解。ドットには色指定がされており、それに従い学生たちがマジックで点を打っていくことで巨大な絵に仕上げていくという取り組みになる。
ドット指定された用紙を数十枚にピース化して、1ピースずつDJ T830 MFPでキャンバス地に印刷。一定の数量ごとに、市内の小中学校に配布して協同で作業に当たったのだという。「キャンバス地のように厚い用紙にも印刷できるのはHP大判プリンターの一番の良さですね。学生たちは自分が担当したピースをドットで埋めていく段階では何を書いているか分からなかったでしょう。しかし、当日発表された際には一枚の巨大な絵として見せることができました」。学生たちもそれを見て「自分が担当したのはあのあたりだ」などと、みな喜んでいたという。
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