フロントパネルに表示されるステータス(「推奨」または「失効」)、
およびRIPの通知に従ってキャリブレーションを実施してください。
必要に応じてステータスが変わります。
(プリントヘッドを交換した場合や一定期間キャリブレーションを実行していない場合)
カラーキャリブレーションの実行は15分ほどで完了します。
プリンターフロントパネルの操作のみで実行でき、RIPを操作する必要は無くなりました。
300シリーズはカラーキャリブレーションのカラーリファレンスを持っていないため、
はじめてカラーキャリブレーションを実行した時点(ステータス「推奨」)では色はまったく変わりません。
そのときの測色結果をリファレンスとして保持します。
その後、カラーキャリブレーションを実行すると、カラーリファレンスの色調に戻ります。
310 / 330 では、ラインセンサーと呼ばれるセンサーを使用してカラーキャリブレーションを実行します。
カラーキャリブレーションを行うことで、310 / 330 も色の一貫性を得ることができます。
300シリーズは、プリントヘッドの内部温度およびプリントゾーンの温度が低くなったことで、
安定して一貫性のあるインクドロップ噴射が得られるようになりました。
(印刷毎の色差を95%の色でdE2000:2以下)
360(内蔵分光測光器)の優位な点は、複数台のプリンターで色の一貫性が得られる点、
プリンターでICCプロファイルを作成できる点です。