平成30年度 ものづくり補助金

大判プリンターブログ

大判プリンターの保守について各メーカを比較・解説

保守サービスとは

大判プリンターの保守について一般的な家電製品同様に、大判プリンターにも保守サービスがあります。
各メーカーの製品には、1年間の無料保守が付帯しています。
※hpの一部の機種には3年間の無料保守が付帯している機種(z2600psz5600PS)もあります。

また、有償の保守サービスもあります。
有償の保守サービスに加すると、所定の期間内、正常な使用状況下において、故障が起こった場合、無料で訪問、修理対応を行います。

よくある故障の症状

実際にご使用頂いているユーザー様で多い故障の症状は下記の内容が多くなっています。

  • 印刷した時の色味がおかしい
  • メンテナンスコール、サービスコールが表示され、プリントが出来なくなる
  • プリントヘッドのノズルが詰まる
  • 特定の色が出ない(黄色の部分だけうまくプリントされないなど)

大判プリンターにおける故障の原因の大半はプリントヘッドが絡む不良です。
プリントヘッドとは、インクを用紙に吹き付ける作業を行う部分で、プリンターの部品で最も重要な役割を担っている部品です。

このプリントヘッドに何らかの不具合が生じた際、上手くプリントが出来なくなります。
メーカー毎に、プリントヘッドの特徴は異なり、メンテナンスにかかる費用も異なります。

プリントヘッドの違い

プリントヘッドが絡む不良が多いのは事実です。各メーカーのヘッドの違いからランニングコストも変わって参ります。
各メーカーのプリンターに搭載されているプリントヘッドには大きく2種類に分かれます。

  ピエゾヘッド EPSON サーマルヘッド Canon hp
特徴 電圧を加えることにより伸縮するピエゾの機械的な動きによりインクを噴出 インクに熱を加え、気泡を発生させ、その力を利用してインクを噴出
メリット 色の微調整が可能で、安定して高品質を保てる 交換式に為、不具合が出れば交換して使用可能
デメリット 交換式ではないため、修理が必要 加熱時にヘッドがダメージを受けるので交換が必要

同じサーマルヘッドでも、Canonとhpでは異なる点があります。

  Canon 全色一体型プリントヘッド hp 1色・2色のプリントヘッド
特徴 全色一体型の為、ヘッドが高額 ヘッドが色ごとに交換できるので常に新品の状態をキープ可能
交換頻度の目安 年に1回程度
※使用量によって異なります
各色インク3本使用で1回程度
※機種によって異なります
ヘッド単価 38,800~46,500円
※機種によって異なります
4,200~20,000円
※機種によって異なります

キヤノンは交換頻度は低いですが全色一体型のため1回あたりの単価が高いです。逆にhpは単価は低いですがキヤノンに比べて交換頻度は高いのが特徴です。
上記の2メーカーに対し、EPSONのピエゾヘッドは交換が不要なため、その分のコストも手間もかかりません。

業種別の保守の加入率

それでは、実際にプリンターをお使いのユーザー様の保守の加入状況についてご説明します。

  • 印刷・出力業、写真関係・・・ほぼ100%
    やはりお客様への出力事業がメインですので保守加入率は高いです。
  • 販促ポスターの内製・・・約80%
    事業会社なので調整が効きやすいためかこの数値です。
  • 図面出力関係・・・約50%
    図面はインクの色数が少ないせいか故障率がグラフィック出力に比べ低い傾向にございます。

特に企業規模の大きなお客様の加入率は業種を問わず上記の加入率よりも平均的に高くなっております。
※大判プリンター比較.jp調べ

保守加入のメリット

ここまで、プリンターが壊れることを想定したお話を羅列してきましたが、現実問題として、5年間プリンターを使用して一度も壊れたことがない、修理を呼んだこともない。というお客様のお声も0ではありません。
正確にどれくらいの確率で故障か起こるかは、個体差、使用状況などで大きく異なりますので、一概にはお伝え出来ません。
ただ、保守サービスに加入しておくことによって、万が一故障、不具合が生じた際に迅速に対応ができ、出力作業が滞ってしまう時間を最小限に留めることが可能です。
結果その先のお客様の信頼、事業においての機会損失を回避します。

保守未加入のデメリット

症状によりますが、保守サービスに加入せず、スポットで修理依頼をした際には各メーカー約5万円程は最低でも必要になってきます。
部品交換が必要な場合は約10万円前後の費用となることも多くあります。
その都度、社内稟議書を作成し、承認を取るまでの間、プリンターは壊れて使えないままになります。
作業が止まってしまうだけてなく、修理稟議を上げる手間まで発生してしまうことでしょう。
修理費用が余りにも高額な場合は、修理の許可が降りず、急遽ポスター作成を外注に出さなくてはならない。なんてこともあり得ます。

保守に加入していれば、この様な不安に駆られることなく、電話一本で早ければ当日中に全ての不安を解消することが可能です。

ヘッド交換や保守体制を比較

プリンターを導入後に発生する、『故障』『修理』の観点から各メーカーの特徴を比較してみましたが、大まかにまとめると下記の通りです。

  EPSON Canon hp
ヘッド
ヘッド
交換
不要 必要 必要
良い点 ランニングが掛からない 交換の頻度は低い
(年に1回程度)
ヘッドが色ごとに交換できるので常に新品の状態をキープ可能
悪い点 故障時の待ち時間が長い 全色一体型の為、ヘッドが高額 ランニングコストが掛かる(インク3本で1回交換程度)
保守
体制 部品交換はサービスマンしか交換できないため、ダウンタイムが長い 営業拠点数が多い為、地方でもスピーディに対応 部品可能な部品が多い為、予備のヘッドがあればお客様で即交換可能
サービスマンの到着時間 ・午前受付⇒当日午後対応
・午後TEL受付⇒翌日
※離島遠隔地を除く
・午前受付⇒当日午後対応
・午後TEL受付⇒翌日
※離島遠隔地を除く
・午前受付⇒翌日
・午後受付⇒翌日以降
※離島遠隔地を除く 
「4時間対応」のCarepackをお求めになられた場合は、「4時間以内の到着」

各メーカーの保守内容はこちら

細かい保証内容や金額、出張費用などはメーカーの情報を比較するのが一番です。
以下公式からご参照ください。

  EPSON Canon hp
保守内容 エプソンの保守内容 キヤノンの保守内容 hp保守内容
料金 エプソンの保守料金 キヤノンの保守料金 hp保守料金
電話番号 050-3155-8600 050-555-90063 0120-742-594
時間 9:00~12:00、13:00~17:30(平日) 平日 9:00~12:00、13:00~17:00 
土曜 10:00~12:00、13:00~17:00
8:45~17:30(平日)
※z6000シリーズとLatexについては、12/30~1/3を除く360日対応です。
対応時間:8:45~19:00

まとめ

いかがでしょうか。保守内容は機種選びと同じように重要な項目です。
性能とその後の運用、ランニングコストなど総合して考えるのが後悔しないプリンター選びに近づきます。
大判プリンター比較.jpでは、現場の様々な情報がノウハウとしてございます。
ぜひ当サービスをご活用くださいませ。

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