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弊社のインクジェットメディアの製造・品質体制をご紹介
皆さま、インクジェットメディアの製造フローはご存知でしょうか?
特性や品質などはお分かりの方も多いかと思いますが、製造フローや品質管理体制まではご存じない方もいらっしゃるかと思います。
その中でも今回は、弊社の海外提携工場で製造しております「塩ビ」「ファブリッククロス」「ターポリン」の製造フロー、品質管理体制をご紹介致します。
塩ビメディアについて
そもそも塩ビとは
「塩化ビニル樹脂」という合成樹脂の一つです。(略称:PVC・塩ビ)
最大の特性は「可塑剤」(かそざい)という薬品を添加することで、水道管や窓サッシのような硬いものから、ラップフィルムやビニル傘、シャワーカーテンのような柔らかいものまでつくることができます。
価格も他のプラスチック材料に比べて安価なため、身の回りにあるさまざまな建設用材から日用品まで幅広く使用されています。
国内の看板・サインを制作する際に最も使われている素材です。
製法
塩ビメディアには2つの製法があります。
カレンダー製法
樹脂をうどんの麺のような感じでローラーで押出しながら引き伸ばしていく製法。
縮みやすく厚みがある。値段が安い。(主に短期や中期塩ビ)
キャスト製法
樹脂をホットケーキのような感じで薄く伸ばしながらオーブンで熱を加える製法。
品質が良く、薄く縮みにくい。値段が高い。(主に長期や中長期塩ビ、カーラッピング用塩ビ)
※因みに世界的には、
キャスト=車両ラッピング用で、それ以外は、カレンダー(長期用)、カレンダー(短期用)という位置づけになっています。
塩ビメディア製造フロー
- リケイ紙側に糊を塗布
- オーブンで熱圧着
- 塩ビ基材と貼り合わせ
- エイジング
- 小巻生産
※ジャンボロールは湿エイジング度管理をしているエイジング室にて48時間熟成し伸縮を安定させてから小巻加工します。商品の特性や季節によってエイジング(熟成)時間を変更するなどの管理を徹底しています。
品質管理体制
弊社提携の工場では、貼り合わせ前の塩ビへ事前の出力テストを行い印字面の品質チェックや、入り口には体の埃などを払うためエアールームを完備し、異物混入の対策をとっております。
また粘着剤の粘着力(ニュートン)のテストも行います。
ステンレス板とアルミ複合板などの被着体に粘着を貼り付け、180°に折り返すor直角90°にはがして、どれくらいの力に耐えられるかをテストします。
またキセノン検査機で耐候性テストを行います。
※キセノン検査とは・・・太陽光・温度・湿度など屋内外の条件を人工的に再現し、製品や材料の劣化を促進させる試験です。
ファブリッククロスについて
ファブリッククロスとは
綿やポリエステルなどの糸を織って受理層を塗布してつくるインクジェットメディアです。
「PVCフリー」、「可塑剤フリー」のため、環境に優しいeco素材として注目を浴びています。高いシワ復元力があるため畳んで配送ができ、物流コストの削減にもつながります。
特に欧米では主流となっているインクジェットメディアです。
ファブリッククロス製造フロー
- 縦糸横糸を織る
- 洗う
- 巻き取る
- 整理機で巻ズレを調整
- 受理層塗布
- オーブンに通し定着
- 巻き取る
- 小巻生産
品質管理体制
各ロットの原材料、半製品、完成品段階で品質チェック体制を完備、各ロットサンプルを2年間保管し追跡可能にしています。
ターポリンについて
ポリエステル繊維など合成繊維の織物の両面に塩ビシートを積層したシートです。主にテント生地、横断幕、懸垂幕、建築養生シート、足場シート等で使用されます。
製造方法
ターポリンも下記2種類の製造方法がございます。
ディッピング方式
ポリエステル繊維の上に塩ビ樹脂を流し込んで製造する方法。
強度面や表面平滑性に優れ、産業用のターポリンに多く見られる製造方法。
ラミネート方式
ポリエステル繊維を塩ビフィルムで挟み込んで製造する方法。
コストパフォーマンスに優れ、インクジェット用に多く見られる製造方法。
ターポリン製造フロー
- 基布の製造、塩ビ(カレンダー製法)の製造
- 基布と塩ビをラミネート方式で貼り合わせる
- スリット+巻取
- 小巻生産
品質管理体制
ロットごとに重さ、引っ張り強度、色味検査、透過率測定を行います。
塩ビは基布に貼り合わせ前の段階でプリントテストを行い、ターポリンとして製造後再度プリントテストを行います。
最後に
いかがでしたでしょうか。弊社ではお客様にご満足いただけるよう、徹底した品質管理や、サイズ・巻き数のカスタマイズ生産を承っております。
今後もインクジェットに関わるあらゆる情報をご紹介していきますので、ご覧頂ければと思います。
ご拝読ありがとうございました。
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