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ポスター印刷を外注にするのと自前で印刷するのはどっちがいい?
大判プリンター比較.jpです。「ポスター印刷を外注と自前での印刷はどっちがいいの?」とお悩みの方へ、様々な視点にて解説して参ります。外注と大判プリンターを導入しての内製がどちらがいいのかは、そもそもの目的、それを達成するための組織、これまでの関係性など複合的に交わって参ります。
ぜひ現在の状況とこれからシミュレーションを照らし合わせて、ご検討いただけますと幸いです。
目次
ポスター印刷を内製化することでどうなるの?メリットは?
販促活動におけるポスター印刷を内製化することでのメリットをご紹介します。
メリットその1:印刷コストを1/10以下に削減
ランニングコストの計算ですが以下条件を元に比較します。
条件 オンデマンド印刷 / A1光沢紙 / 枚数1枚
■外注印刷の平均料金:3,000円
■内製化費用:用紙 80 円 + インク代 200円 = 280円
1/10以下のランニングコスト削減が可能になります。もちろんこの費用 + 初期費用のプリンター料金(保守込)がなども入って参りますが、純粋な枚数ですと安価で印刷可能です。
もちろんサイズにより価格は変わって気参ります。A1以外にもB0、A0、A2などがあります。
メリットその2:印刷スピード!臨機応変に対応できるので急なイベントにも活躍
大判プリンターでポスター印刷を行うメリットはスピードです。
通常のオフセット印刷と違い、製版する必要がありません。単納期が可能なので様々なシチュレーションで活躍ができます。短期キャンペーンのご案内、それに付随する印刷物など、もともと想定できなかった販促物、さらに販促強化するための施策として大判プリンターは性能を発揮します。
大判プリンターはスピードだけでなく、手のかゆいところまで販促戦略が可能で力強い味方になります。
大量のポスター印刷だとオフセット印刷のほうが安い!
内製化の恩恵が当てはまらない場合もあります。それは大量に印刷する場合です。大量印刷はオフセット印刷が主流です。枚数が多いほど単価が安くなり、1枚あたり数十円になります。クオリティも高くインクが紙に密着し細部まで表現します。大量印刷が必要な販促物は企画・キャンペーン・スケジュールが前々から決まってる場合が多いので外注をオススメします。
大判プリンターへの投資がコスト削減に繋がるのか?シミュレーション
まず大判プリンター導入がどうコスト削減につながるのかステップに沿ってシミュレーションしてみてください。
ステップ1:ポスター印刷の外注にかかってる費用・コストを計算しよう
上記のような大量印刷の費用を除いた細かい印刷がどれぐらいかかっているのか、まずは過去1年間計算してみてください。ポスターだけでなく店頭POP、カタログ、のぼり、ノベルティなど様々なものがあると思います。
ステップ2:大判プリンターの5年間の費用を計算
次は大判プリンターを購入後の費用を計算してみましょう。計算式は大まかですが以下になります。
初期費用(本体+5年保守込)+(ランニング+人件費)×5年間 =5年間の内製費用
人件費は大判プリンターの管理業です。業務としては以下のようなのがあります。
- インクの管理
- 紙の管理
- 経費の管理
これまでの傾向としては兼任する場合が多く人件費として計算しない場合が多いです。
ステップ3:外注から内製費用引くとコスト削減
ステップ1費用-ステップ2費用 = コスト削減費用
単純な計算式ではありますが、コスト削減費用が算出されます。プラス販促の強化も付加価値になります。
もしここのコスト削減費用があまり見込めなければ、今の外注が良いと判断できます。
大判プリンター導入後の運営がうまくいくケース
もし上記のようにコスト削減費用が見込めた場合が次のステップです。それは現状の販促活動においての優先順位や課題です。以下のようなケースにマッチする企業様は比較的、導入にメリットを見出しております。
- 細かな販促活動が必要と感じてる
- 小ロットでの販促物が多い
- 販促にスピードが求められている
- 自社にデザイナー、もしくは作れる人がいる
お客様事例:「自社で質の高い販促物を、より安く制作できました!」
大判プリンター導入を検討したが頓挫するケース
導入は検討したが頓挫するケースは数多くあります。一部事例になります。
会社の仕組みで頓挫?部署ごとに経費精算が異なる
部署ごとに販促物などの経費精算が異なる場合、紙代、インク代などの経費がどの部になるのか明確にしにくく頓挫するケースもございます。まずは、運営後の大判プリンターの経費をどこが管理するのか話し合うことが重要です。TV局の場合ですが、制作部署が番組ごとに請求をあげて運用してる事例もございます。
購入すると資産になり固定資産税がかかる
大判プリンターを購入すると固定資産税がかかります。そういったお客様はリースやレンタルをオススメしております。リースの場合所有権はリース会社、レンタルはレンタル会社にあるため所有にはあたりません。減価償却の考えも必要ありません。レンタル場合はリースと異なり審査が必要なくスムーズにご案内可能です。
これまでの印刷会社・デザイン会社とのお付き合い上頓挫
これまでお付き合いしてる印刷会社へデザインと印刷どちらも依頼してる場合によくある例です。
印刷会社は、印刷料とデザイン料を合計したグロス(総計)で利益が上げております。大抵の場合デザイン料は少なく印刷料のマージンで利益をあげてるの例がほとんどです。大判プリンター導入後にデザインだけ依頼するのはこれまでの関係性を崩してしまうことになります。制作物の著作権よりますが、以前のデータを大判プリンターで印刷したい場合、これまでのデザインデータを印刷会社が無償で渡すことは彼らにとっては金型を渡すと同じようなものです。これらを解決するにはデータを買取をする方法もありますが、高額になると思われます。自社でデザインを作れるような人を雇う、簡単なデザインであればソフトを使いこなす人材に育てるのが一番の近道です。
まとめ
ポスター印刷のための大判プリンター導入イメージはできましたでしょうか。
これまで外注へ依頼されてる方は、大量印刷する場合はこれまで通り。
店舗ごとや部署ごとの小ロットの印刷などで細かく販促活動をしたい場合は、大判プリンターへ切り替えるなど使い分けすることでコスト削減と販売促進の強化が可能になります。
導入の目的を明確にし、これまでの関係性、組織の状況によって大判プリンター導入のメリットを享受するかは変わって参ります。その部分を吟味し、準備することが公開しない大判プリンター導入への近道になります。
ぜひご検討くださいません。
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