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不動産業界でささやかれる「2020年問題」

早速ではございますが、不動産業界でささやかれる「2020年問題」という言葉をご存じでしょうか？

2020年以降、建築不動産業界の建設ラッシュが終了し、社会的な人口減少も関係して、空室、空き家が増加していくと言われております。

出典：2020年、不動産は暴落する？　2020年問題の議論をまとめてみた
https://syueki-bukken.com/columns/view/583

人口減へとパラダイムシフトする日本において、不動産業界もビジネスモデルの転換期を迎えています。

これから人工知能やITに変わられる仕事が増えていく中、不動産業界も今後ますます提案型ビジネスが重要性を増していきます。

オリジナル壁紙が不動産業界でも大きな注目

そんな中、インクジェットを活用したオリジナル壁紙が不動産業界でも大きく注目されています。

参考動画

最大の特徴は、その部屋、その空間にあったオーダーメイドの壁紙をたったの1mから作成できるようになった事です。

今までは画一的な壁紙が出回っておりましたが、一般消費者は部屋の個性を出したいなどのニーズが高まってきております。

これまで壁紙を自由に選べるというサービスはよく見かけますがそれはあくまで、不動産会社が用意した壁紙です。オリジナル壁紙というのは、個人的に好きなデザインを印刷し、壁紙として使えるというものです。
入居者の個性を自由に表現できるサービスともいえます。

不動産業では入居率アップのために、入居者専用の壁紙として入居者への付加価値として活用されています。
空室対策だけでなく壁紙を変えただけで月の家賃が数千円アップしたという事例もございます。

またサービス業では、ここ数年の訪日客の増加によるインバウンド対策や客室の単価アップ、商業施設集客の施策としても活用されております。

ホテルや民泊のインバウンド対策にデジタルプリント壁紙

オリジナル壁紙はオーダーメイドのデザインだけでなく、付加価値のついた機能性壁紙も販売されておりますので、いくつかご紹介いたします。

デジタルプリント壁紙のご紹介

消臭のデジタルプリント壁紙　デジミューラル

今まで既製柄や無地柄で、消臭機能のある壁紙は存在していましたが、消臭タイプのデジタルプリント壁紙ではありませんでした。

病院やクリニックでは、機能性を求めつつも、デザインや写真などを使ってより快適な空間にしたいというニーズが増えてきております。

消臭のデジタルプリント壁紙はこちら

抗ウイルス機能付きデジタルプリント壁紙　デジミューラル 漆喰クリーン

従来のデジタルプリント壁紙は本物の漆喰ではなく、表面が漆喰柄や漆喰調のものであり、機能性は兼ねそろえていないものでした。

本製品は日本の伝統的な素材である本物の漆喰を使用したデジタルプリント用壁紙です。
漆喰の主成分は、サンゴがもととなって生まれた石灰石を焼成・消化した消石灰（水酸化カルシウム）で、日本の伝統素材として古くから多くの建築物に用いられてきた非常に機能性の高い塗壁材です。

漆喰の持つ高い機能面（抗ウイルス、抗菌、消臭・調湿）とデジタルプリント技術の感性面の融合で、空間アメニティ環境の価値を高め、業界の課題解決できます。

デジミューラル漆喰クリーン詳細はこちら

「デジミューラル　漆喰クリーン」の持つ５つの機能

• 消臭効果・・・タバコやペット、生ゴミなどの生活臭を吸着し、浄化します。
• 抗菌・・・細菌の生育・増殖を抑制します。また、カビの発生の抑制にも効果が認められます。
• 抗ウイルス・・・人への脅威となるウイルスに対して抗ウイルス効果を発揮します。
• ホルムアルデヒド吸着除去・・・シックハウス症候群の原因であるホルムアルデヒドを吸着無害化します。
• 調湿効果・・・吸湿性と放湿性を有し、結露やカビ抑制に有効です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
一見インクジェットと関連がないように思える建築不動産業界でも、オリジナル壁紙という分野でインクジェットプリンターが活用されています。

今後は、壁紙だけでなく、フロア、ガラス面、外装などでもインクジェットは増えていくと思われます。
今後もインクジェットに関わるあらゆる情報をご紹介していきますので、ご覧頂ければと思います。
ご拝読ありがとうございました。

・デジタルプリント壁紙の印刷が行えるプリンターはこちら。
https://www.large-format-printer.jp/ink/latex-ink/

・内装業のデジタル壁紙の導入事例はこちら
https://www.large-format-printer.jp/interview/vol07/