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人気の大型自動カッティング機3機種を徹底比較【PDF付き】
サイン業界において大型自動カッティング機のお問合せが増えてきております。
今回は特にお問合せの多い、Kongsberg、ZUND、iECHOの3機種を比較します。
サインディスプレイ業界での課題・悩み
コロナ禍でのサインディスプレイ業界において下記のような課題をよく聞くようになりました。
- 新規事業や新たな収益基盤を作っていかなければならない
- 後加工が職人頼りで属人的なままなので、機械で標準化していきたい
- 内製化を増やして収益性を高めたい
- 自動化を促進して工場の生産性を高めたい
- 人材が定着せず、慢性的な人手不足
特に近年、出力機は毎年進化しており、出力スピードや安定性は数年前と比べて圧倒的に向上してきています。
しかし、後加工の【カット】は、未だに手作業に頼ってしまったり、数年前の古い機種を使い続けており、結果的に工場の生産性がほとんど高まっていないというケースが多く見受けられます。
顧客の要求も高度化し、細かいカット作業が必要な案件や、多品種小ロット案件、超短納期案件も増えてきています。
プリンターを夜間運転して大量印刷しても、結局カット作業で詰まってしまう・・
このような課題を改善するために、後加工機のお問い合わせをいただくケースが急激に増えてきました。
後加工機を大型自動カット機を導入して自動化を促進していくことで、生産現場のボトルネックを解消するだけでなく、その設備を活用して、新たなサービス開発や顧客開発に繋げていく企業も増えています。
そこで今回は、「アルミ複合板」・「アクリル」・「スチレンボード」・「ターポリン」などがカットできる大型カッティング機の主なラインナップとスピード、コスト、汎用性、メンテナンス、実績を比較し、選定のポイントについてご紹介していきます。
人気3機種 大型自動カッティング機
それでは大型カッティング機のラインナップをご紹介します。
- Kongsberg
- ZUND
- iECHO
こちらの3機種について5つの項目で比較しました。
Kongsberg Xシリーズ
スピード | コスト | 汎用性 | メンテナンス | 実績 | |
---|---|---|---|---|---|
Kongsberg | B | B | B | B | A |
Kongsberg Xシリーズは機種のスペック、コストなどのバランスが優れている機種です。最初に検討する場合はこの機種で投資効果を出せるか検証してみると良いでしょう。
Kongsbergはカメラ精度が高いことからアパレル業界で実績が多い機種でしたが、アルミ複合板などをカット出来る刃を搭載できることからサインディスプレイ業界でも採用実績が増えており、対応できる機種としてXシリーズ・Cシリーズが存在しています。
CシリーズはXシリーズよりも倍のスピードでカット可能な高生産モデルです。
また、エントリーモデルといえるedgeタイプもあり、カットスピードは落ちますが導入コストも落とせます。導入後運用が軌道に乗ってきたらアップグレードという手段もありますので費用に悩む方にはお勧めです。
Kongsbergのメリット
- 全機種3Kwのモーターを搭載できるので厚物が得意。
- edgeタイプという廉価版シリーズもあり、予算に応じた選択肢がある
※edgeシリーズはあとからスピードアップのオプションもある。 - 駆動部分が金属ギア式のため、スペック通りの数値を長期間維持する事が出来る。
- 比較的納期が早め。最短で1.5カ月~2か月程度。
- パワーヘッドの押し圧力(Cは50㎏)が高く、リサイクル比率の高い厚物ダンボールにもきれいに折罫線をいれられる
- ルーター、パワーヘッドの押し圧力、バキューム出力などが数値通りに安定して供給される
- i-Cameraは特許を取得しており、高い精度で補正しながらきれいにカットができる
Kongsbergのデメリット
- 本体をバラせないため、間口が狭いと納品ができないことがある
- 故障時の部品代が高い
- 駆動音が大きい
- オートツールチェンジャーが無い
- 自動給紙はあるが、自動排紙はC64のみのラインアップ
Kongsberg X
多用途に対応したカッティングマシン。段ボール、紙器、ソリッドボード、発泡材、ニスブランケット、木材、多数の種類のプラスチック材をカット。
- 販売価格
- オープン価格 最安に挑戦
使用量の多いユーザーにはZUND Gシリーズがお勧め
スピード | コスト | 汎用性 | メンテナンス | 実績 | |
---|---|---|---|---|---|
ZUND | A | C | A | A | A |
ZUNDはカットの汎用性が非常に高く、操作方法も覚えやすい為サインディスプレイ業界での採用実績が増えています。
Kongsberg・ZUND両方使用しているユーザー様の場合、アクリルカットの切り口が綺麗で細かく調整しやすいため、オペレーターは優先的にZundを使用されています。
数年前はデジタルで位置計測ができずに高さ調整が難しかったりズレが発生しやすかったのですが、現行機種ではデジタル計測ができるようになって改善しています。
アルミ複合板・アクリル・スチレンボード・ターポリンなど複数の素材カットがあり、使用量も多いユーザーにはZUNDがお勧めです。
実際に導入された事例をまとめていますのでこちらもご参考ください。
ZUND導入インタビュー「これまでの手作業を大幅に自動化。さらに新たな収益源へ」
ZUNDのメリット
- カットスピードが速い(カタログスペックは空切りの数値のため参考にならない。)
- 駆動部分が強化樹脂を使ったベルト式のため、交換コストが安い。そもそも切れたり劣化したりということがほぼない。
- ベルト式はラックアンドピニオン方式と比べ駆動音が小さい。駆動部の注油の必要がない。
- ルータービットの自動交換システムがあるため、ルーター加工が容易で、ヒューマンエラーが起きにくい。
- 後から全てのツールやモジュールが追加できる。(ルーター・レーザーモジュール等)
- リボードを高速カットできる専用刃がある。(特許取得済)
- Gシリーズは本体を分割できるため、間口の狭い場所にも納品可能で移設もしやすい。
- Gシリーズはバキュームタービン方式を採用、バキューム固定能力が非常に高い
- 最低でも15年程度の継続使用はメーカーが保証している。実績では20年以上の使用例も国内に多くある。メーカーが長期間パーツ提供を行っており、買い替えを迫られる事が少ない
- 3.6kwのルーターモジュールによる厚物の高速ルーター加工が可能
- ZUND専用オペレーティングソフトがあるため、操作が容易で、初心者でも動かしやすい
ZUNDのデメリット
- 納品まで時間がかかる。(船便で5か月間程度・航空便で3ヶ月間程度)
- イニシャルコストが高い
- Sシリーズはバラせないため、間口が狭いと納品できないことがある
Zünd G3 Cutter
後工程であるカッティングの生産性を向上し、人手不足や職人スキルの継承や標準化の課題を解決します。
- 販売価格
- 標準価格44,000,000円(税込) 最安に挑戦
導入コストに悩む方に向けたiECHO
スピード | コスト | 汎用性 | メンテナンス | 実績 | |
---|---|---|---|---|---|
iECHO | A | A | A | B | C |
実運用スピードがKongsberg・ZUNDよりも早く、イニシャルコストも20~30%ダウンできる機種です。
例えばものづくり補助金を活用した設備投資でもKongsberg・ZUNDは助成額の対象となる1,500万を超えた費用が必要になります。
その点、iECHOは3×6判をカットできるサイズでも1,500万以内に収める事が可能です。
ネックは国内販売開始してからまだ1年程度と日が浅い点ですが、海外では実績も多く、国内の導入ユーザーにヒアリングすると1年運用してスペック・操作方法は全く問題ないとのこと。
このユーザー様は現在ZUNDも所有しており、当初はZUNDのサブ機として導入したのですが、iECHOが2倍以上速く、今ではiECHOがメイン機種になっており、ZUNDがサブ機になっているとのことでした。
導入コストに悩む方、カッティング機の増設を検討している方にはおすすめの機種です。
iECHOのメリット
- 導入コストが圧倒的に安い
- カットスピードが速い
- 本体を分解できるため、間口の狭い場所にも納品可能で移設もしやすい
iECHOのデメリット
- まだ国内実績が少ない
iECHO TK3S大判カッティングシステム
大型フィニッシング機
- 販売価格
- オープン価格 最安に挑戦
比較まとめ
Kongsberg | ZUND | iECHO | |
---|---|---|---|
写真 | |||
スピード | B | A | A |
コスト | B | C | A |
汎用性 | B | A | A |
メンテナンス | B | A | B |
実績 | A | A | C |
特長 | 機種のスペック、コストなどのバランスが良い | カットの汎用性が非常に高く、操作方法も覚えやすい為 | 実運用スピードが早く、イニシャルコストも他機種比べ20~30%ダウン |
リンク | 商品詳細 | 商品詳細 | 商品詳細 |
対応サイズによって各製品ともに複数ラインナップがあります。
より詳しく3機種の価格・特徴を知りたい方向けにまとめた比較資料を作成しました。
ダウンロードはこちら
カッティングの自動化に課題を持つ方は是非ご参考下さい。
また、導入には大きな投資が必要ですが、補助金をうまく活用することで初期投資を抑えた導入も可能です。
特に「ものづくり補助金」は例年に比べ採択も非常に通りやすくなっているため、需要増加に拍車がかかっています。
<補助金WEBページ>
【2020年】ものづくり補助金が採択されるポイント
弊社では補助金申請のサポートから行っておりますので、より詳しい情報が知りたい、実機を実際に見てみたいなどご希望の方は下記までお気軽にお問い合わせください。
大判プリンター比較.jp サポートデスク
担当:吉田
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